求人票の見るべきポイント ~求職者はここを見ている!~

執筆者: Tomoaki Takemura on 18/05/14 18:26 |

Share:

みなさんこんにちは!株式会社ダイレクトソーシングのKです。

今回は求人票のポイントについてお伝えします。

大げさに聞こえるかもしれませんが、求人票は企業から求職者に送られる最初のラブレターといっても過言ではありません。まずは「短い言葉で分かりやすく伝える」が原則です。下の2つの手紙のうち、気持ちが伝わるのはどちらでしょうか?

 

  1. あなたの事、好きかもしれないし嫌いかもしれない・・・自分でもわからないの。でも違うかもしれない・・・。
  2. 実は初めてお会いしたときから、なんとなくひかれるものがあった感じがして・・・
  3. あなたの事が好きです。なぜなら、優しくて紳士的だからです。お会いしたいです。
  4. 初めてお会いしたときから魅力を感じていました。

 

1)は少々優柔不断な印象もありますが、圧倒的に2)の方が伝わりやすいのではないでしょうか。一目でいかに求職者のハートを射抜くか、その方法を項目ごとに検証していきたいと思います。今回はエージェント時代に求職者からの問い合わせが特に多かった項目をピックアップしました。

 

職種・仕事内容

職種については、欄ぎりぎりまで使い具体的に書きたいところです。

例えば、営業という職種は顧客対象により法人/個人、既存/新規、国内/国外などに分類されます。『営業』と一言で終わるのではなく、『○○の法人向け既存営業』『○○の海外向け新規営業』など、具体的に書くほど、求職者は「この職種は私が経験してきたものだ!」と、目につきやすくなります。

仕事内容は「5W1H」が必須です。誰が・どこで・いつ・誰に・何をするのか、どのようにするのかを端的にまとめましょう。また社内用語は避け、初めて読む人にも分かる言葉を使いましょう。

 

応募要件

求職者が「この企業は私を求めている!」と思えるかを決める重要な項目です。職種にもよりますが、①その職種の最低要件、②①に加えて欲しい要件を具体的に記載しましょう。

NG例としては、『必須』など厳しい印象を与える言葉は避けておきたいところです。

また、『社会人経験がある方』『第二新卒以上の方』など、対象が多すぎる言葉は「この企業は誰でもいいのかな」と、逆に求職者を遠ざけてしまう恐れがあります。

 

雇用形態

正社員/契約社員/業務委託/紹介予定派遣など様々な雇用形態があり、求職者が必ずチェックする項目です。またこれに付随し、平成29年の職業安定法改正により試用期間の記載が義務付けられました。試用期間の有無および期間、試用期間中の労働条件に変更がある場合はその内容も忘れずに記載しましょう。

 

参照URL:厚生労働省 平成29年職業安定法の改正について

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000172497.html

 

勤務地

住所だけではなく、最寄駅からのアクセスがあると親切です。また、転勤の可能性についても記載しておきましょう。

 

想定年収

具体的な数値を記載するのは難しい場合もあるかもしれません。ですが、今後の年収アップを目指して転職活動を行う求職者にとって何より重要な項目です。特にオファー時の年収が最低年収の記載金額を下回ってしまうとトラブルにつながる為、注意が必要です。

企業によっては、『~○○万円』と最高年収のみ記載する事例も見受けられます。

また、オファー時の年収が求人票に記載されている金額とあまりに乖離してしまうと「私はあまり選考で評価されなかったのだな」と感じてしまう恐れもあります。内定承諾に影響を与えないよう、最高年収を無理に上げることも控えましょう。

 

残業時間

会社の全体平均ではなく、現場のリアルな残業時間を記載しましょう。

また裁量労働制を採用している場合、上記の職業安定法の改正により、残業時間の記載が新たに義務付けられました。下記のような内容を記載しましょう。

(例)「企画業務型裁量労働制により、○時間働いたものとみなされます。」

 

休日

年間休日に加え、休みの曜日は固定なのか、夏休みや年末年始休暇などの日数もあると親切です。

 

人事制度

下の企業PRにも繋がりますが、休暇の種類(出産・育児休暇、介護休暇、慶弔休暇、生理休暇など)や福利厚生、社内公募といった様々な制度をアピールするチャンスです。

『一日あたり○円の食事代支給』というユニークな記載例もあります。

 

企業PR

これまでの項目で書ききれなかった企業の魅力を自由に伝えられる項目です。

社内研修や社内サークル活動、職場の雰囲気などを記載する事例が多く見受けられます。

ただ中には『社内研修があります』と一言で終わってしまうケースもあり、その内容を具体的に知りたいのが求職者の気持ちです。できる限り詳細の内容を記載しましょう。

また職種にもよりますが、その事業の展望や安定性を謳うケースもあります。

NG例としては、『アットホームな職場です』など非常に多くの企業が使用している言葉も見受けられます。「本当かな?」と求職者が疑問を抱く恐れがあるため、具体的な言葉を使用するようにしましょう。

 

いかがでしたか?

常に求人票を書いているとどの職種も同じPRになってしまうかもしれませんが、職種によって求職者のささるポイントも変わってきます。

ぜひ、その職種のターゲットとなる求職者を想像しながら、その人にささるポイントを記載してみてください。求人票を書く作業が、更に楽しくなるかもしれません。

 

ここまで求人票~選考と採用に関わる内容をお伝えしてきましたが、次回は視点を変えて「人材定着」をテーマにお送りします。退職者による採用を繰り返すスパイラルから、まず人が辞めない仕組みづくりに目を向けてみませんか?

お楽しみに!

false