LinkedIn(リンクトイン)とBIZREACH(ビズリーチ)、採用に向いているのは?

執筆者: 三上 on 18/07/13 9:00 |

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みなさんこんにちは!株式会社ダイレクトソーシングの三上です。

 

皆さんの会社の採用活動では、どんな採用手法を用いていますか?

従来の採用手法であれば、求人広告や人材紹介会社を使って採用母集団の形成を依頼して、応募を待つ手法が主流かと思います。

しかし最近では、データベースを活用したり、SNSのメッセージ機能を使って直接求職者にアプローチ(スカウト)する手法、いわゆるダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)を採用する企業が増えています

今回はダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)に利用できる採用媒体である「LinkedIn(リンクトイン)」と「BIZREACH(ビズリーチ)」を紹介します。

 

1.LinkedIn(リンクトイン)とBIZREACH(ビズリーチ)

1.1.LinkedIn(リンクトイン)の概要

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LinkedIn(リンクトイン)は2003年5月にアメリカでサービスを開始した世界最大級のビジネス特化型のSNSです。

2018年4月時点では全世界5億4千万人以上の人が登録しており、日本では200万人以上が登録しています。

一般的なSNSでも自分と同じ業界や職種で働く人とつながったり、人脈を広げることはできますが、LinkedIn(リンクトイン)の違いは最初からそのために設計されたものなのかどうかです。

 

LinkedInではビジネス上のつながりを構築することができます。

また、転職を考えている人や就職活動中の学生が情報収集のために利用することもできます。

自社の情報やサービスを発信したり、LinkedIn広告(リンクトイン広告)を使って求人広告を出稿することもできるので、自社情報やサービスの認知拡大、採用にも利用することができます。

企業の採用担当者は登録者に対して、メッセージ機能を使って直接アプローチすることができます

 

1.2.BIZREACH(ビズリーチ)の概要

BIZREACH(ビズリーチ)は、株式会社ビズリーチが2009年から運営している即戦力人材に特化した転職サイトになります。

最近ではTVCMでよく見かけますが、どんな特徴があるのでしょうか?

 

BIZREACH(ビズリーチ)は国内最大級のエグゼクティブ向けの会員制転職サービスで、30~40代の年収1,000万円前後のビジネスパーソンが多いです。

公開求人数はなんと92,000企業(2018年7月現在)。

審査を通過した人のみが会員登録をすることができるので、能力や経験のある人材を採用しやすいという特徴があります。

また、BIZREACH(ビズリーチ)に登録した企業にはビズリーチ独自の人材データベースを開放し、専任コンサルタントによる母集団形成や採用決定のためのノウハウなどをデータに基づき提供してもらったり、その人材データベースの中から見つけた採用候補者に直接スカウトを行うことができます。

 

1.3.LinkedIn(リンクトイン)もBIZREACH(ビズリーチ)もダイレクトリクルーティングに利用できる

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LinkedIn(リンクトイン)とBIZREACH(ビズリーチ)の2つはダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)を行う上でとても有効なサービスですが、それぞれの共通点をいくつか挙げてみました。

 

【共通点】

  • スカウトメールを使って、求職者に直接アプローチをすることができる
  • ビジネスに関心のある人、実績やスキルを持った優秀な人材が豊富

 

これらの共通点を見ると「何が違うの?」と思う人もいると思います。

LinkedIn(リンクトイン)とBIZREACH(ビズリーチ)は似ているようにも見えますが、細かい違いあるので、ご紹介したいと思います。

 

2.LinkedIn(リンクトイン)とBIZREACH(ビズリーチ)の違い

それぞれダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)に利用できるサービスではありますが、ユーザーの特徴、サポートや採用単価の違いなどがありますので、比較してみましょう。

 

2.1.ユーザーの違い

【LinkedIn(リンクトイン)】

登録者数:

約200万人(日本のみ)

5億4千万人以上(全世界)

 

ユーザー層:

転職潜在層が多く、転職以外の別の目的を持って利用する人が多い

 

月額料金:

基本無料、有料会員は4種類のプランから選択でき、価格は¥2,990~¥9,490/月(2018年7月現在)

 

【BIZREACH(ビズリーチ)】

登録者数:

約57万人

 

ユーザー層:

LinkedIn(リンクトイン)と比べると転職顕在層が多め、自ら求人を探す人が多い

 

月額料金:

基本無料、有料会員は2種類あり、タレント会員が30日間2,980円、ハイクラス会員が30日間4,980円(2018年7月現在)

 

LinkedIn(リンクトイン)には「転職活動シグナル」という機能があり、シグナルを発信しているユーザーが求職者であることがわかるので、転職顕在層をすぐに見つける事ができます。

また、シグナルを出してない人やビジネスパートナーを探している人など、別の目的を持って登録しているユーザーも存在し、そのような転職潜在層へのアプローチも可能で、ターゲットを広げることができます。

一方、BIZREACH(ビズリーチ)はそもそも転職サービスであるため、転職潜在層よりも転職顕在層の方が多いです。

 

2.2.サポートの違い

【LinkedIn(リンクトイン)】

  • 詳細検索機能の検索フィルターを利用し、膨大な検索結果の中から条件にあった候補者を探すことができます
  • 人材データ+採用支援ツールを利用して、候補者のデータベースを一括で管理することができます

 

【BIZREACH(ビズリーチ)】

  • BIZREACH(ビズリーチ)独自の人材データベースを利用できます
  • ダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)が初めての企業でも、専任コンサルタントによる採用ノウハウの提供を受けることができます

 

利用者数の多いLinkedIn(リンクトイン)ですが、検索機能を使って膨大な人材データの中から適切な人を絞り込むことができます。

また、もともとはSNSであることから、採用のサービスとしてサポートを受けるというよりかは、ツールとしての機能を企業が自ら活用することになります。

BIZREACH(ビズリーチ)は登録された会員のデータベースを企業に提供し、母集団形成や採用決定のポイントを専任コンサルタントがアドバイスしてくれます。

 

2.3.ユーザーからの反応率の違い

ダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)では求職者に対してスカウトメールを送ります。

しかし、そのメールに返信がなければ、採用にはつながりません。

 

LinkedIn(リンクトイン)の平均返信率は一般的に約10~15%程度です(弊社では26%の返信率を出したことがあります!)。

BIZREACH(ビズリーチ)に登録されているユーザーには日々スカウトメールが送られており、BIZREACH(ビズリーチ)で転職を実現したユーザーのうち93.9%はヘッドハンターからのスカウトメールに1通以上返信しているそうです。

 

一見BIZREACH(ビズリーチ)の方が魅力的に見えるかもしれませんが、LinkedIn(リンクトイン)は転職潜在層に送る場合が多く、逆にBIZREACH(ビズリーチ)では転職顕在層に送る場合が多いため、一概にBIZREACH(ビズリーチ)が良いとは限りません。

LinkedIn(リンクトイン)の場合はビジネスでの交流や人脈づくりを目的としたユーザーなども多いため、転職に興味がないのに転職顕在層向けのスカウトメールが届いても反応する人は少ないでしょう。

一方で、BIZREACH(ビズリーチ)は転職に興味を持った人が会員登録をしているので、スカウトメールに返信する人が多くなります。

しかしLinkedIn(リンクトイン)では転職潜在層を意識したスカウトメールを送ることで、反応率を上げることができます。

 

2.4.採用単価の違い

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ダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)の主なメリットは、採用コストを削減できることです。

一般的な人材紹介会社で人材紹介を受けると、中途採用の場合、理論年収の30~35%が手数料として発生します。

例えば、年収1,000万円の人を採用する場合、一般の紹介会社を経由すると、

 

1,000万×0.3=300万円(=手数料)

 

が必要になります。

他にも必要なコストはありますが、ざっくり計算しただけでも、1人を採用するためにこれほどの採用コストが掛かるので、優秀な人材を採用するには年収も上がり費用も上がります。

そこで、LinkedIn(リンクトイン)とBIZREACH(ビズリーチ)でそれぞれの採用コストを見てみましょう。

 

【LinkedIn(リンクトイン)】

人事・採用担当者はHiring 採用プランに登録すると月額料金がかかります。

またLinkedInの採用機能を利用するには更なる定額料金が必要です。

しかし成果報酬などで手数料を取られることはありません。

☆具体的な料金をご紹介したいところですが、国や地域、お客様の状況によって料金の変動がありますので、詳しい料金を知りたい方はお問い合わせください。

LinkedIn(リンクトイン)料金のお問い合わせはこちら

 

【BIZREACH(ビズリーチ)】

人材データベースの提供、母集団形成や採用決定のためのノウハウを専任コンサルタントのサポート込で、月額料金+採用時の固定成果報酬が必要です。

 

他の人材紹介に比べてBIZREACH(ビズリーチ)は成果報酬が固定制ですので、年収の高い人材を獲得する際はお得に採用することができます

しかし採用する人数が増えれば増えるほど、費用も増加します。

一方でLinkedIn(リンクトイン)はサービスの利用定額料金のみですので、1人採用しても100人採用しても、成果報酬が上乗せされることはなく、採用人数が増えるほど採用単価が低くなります


3.LinkedIn(リンクトイン)とBIZREACH(ビズリーチ)、両方の特徴を活用しよう!

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それぞれに特徴があるので、現在の企業の採用方針やコスト削減の施策のために、サービスを使い分けることができると思います。

そこで、LinkedIn(リンクトイン)とBIZREACH(ビズリーチ)の特徴と活用方法をまとめました。

 

【LinkedIn(リンクトイン)の特徴】

  • 通常出会えないような転職潜在層にも直接アプローチすることができる
  • 外国にいる人材にもアプローチしやすい
  • 成果報酬による手数料の請求がなく、採用数が多ければ多いほど費用対効果が高くなる
  • SNSであることから、気軽に連絡できるのでコミュニケーションを取りやすい
  • 長期的な採用候補者との関係構築に利用できる

 

例えば、

「今すぐに人材が必要なわけではないが、今後の会社の成長を見越して、できるだけ優秀な人材の確保をしておきたい」

「海外にいる人材を採用したい」

「会社の方針としてダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)に力を入れたい」

と思っており、工数を掛けてでも長期的な採用活動を実施したいと考えている場合に使いやすいと思います。

 

LinkedIn(リンクトイン)であれば、人材紹介会社や求人広告を使うより採用コストを抑えることができるため、本格的にダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)を取り入れようと検討中の企業様は、利用することをおすすめします

また、SNSとして特徴を活かすことができるので、あらゆる人とのコミュニケーションを取り、関係を築いておけば、リファラル採用に発展する可能性もあり、採用の幅が広がるかもしれませんね。

スカウト文の作成や細かなコミュニケーションが必要なので、工数は掛かってしまいますが、一度社内で仕組みを構築することで、継続的に効果を出すことができます

 

【BIZREACH(ビズリーチ)の特徴】

  • 月額料金+採用時の固定成果報酬なので、一般的な人材紹介会社を利用するよりも採用コストを削減できる
  • 審査の必要な会員制転職サービスであり、優秀な人材がデータベースでまとめて公開されている
  • 専任コンサルタントによる採用ノウハウの共有、スカウト文作成や候補者の選定など手厚いフォローを受けられる
  • 転職に積極的な層が多いため、短期間での採用を実現しやすい

 

例えば、

「ダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)を活用した、できるだけ採用コストを抑えた採用を考えているが、短期間で何名かの優秀な人材を確保したい」

「ダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)の経験がなく、不安だらけで一歩踏み出すことができない」

という方におすすめです。

 

BIZREACH(ビズリーチ)であれば、独自の優秀な人材のデータベースを開示してくれるので、自社に合った人材を自分たちの目で確かめつつ、優秀な人材にアプローチすることができます

そもそも登録者が審査を突破したハイレベル人材ですので、人事・採用担当者様が行う人材リストの精査が他の媒体に比べてある程度簡単になります。

さらに一般的な人材紹介会社を利用するよりもコストがかからないので、高い費用対効果を望むことができます。

最短で1~2ヶ月程での採用事例もあることから、採用スピードに課題感を持っている会社や早急に人材が必要になった場合でも安心して利用することができます。

 

いかがでしたでしょうか?

どちらにもメリットがあるので、皆さんの会社の課題や今後の採用の方向性に合ったものを選べると良いですね。

まだダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)を経験したことのない方は是非この機会に試してみてはいかがでしょうか。

 

今後は、他のサービスについても紹介したいと思います。

 

お楽しみに!

ダイレクトソーシング LinkedInの特徴

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